Googleアドセンスの審査通過には、
HTMLサイトマップの設置が必須と言えます。
HTMLサイトマップとは、
サイト内に存在するコンテンツ一覧ページのことで、
プラグインを使えば簡単に設置ができます。
数年前までWordPressのサイトマップ作成は、
「PS Auto Sitemap」というプラグインが主流でした。
しかしながらここ数年プラグインが更新がされておらず、
今後不具合が起きることが予想されています。
そこで今回は代替として
「WP Sitemap Page」というプラグインを紹介させていただきます。
WordPressで目次を作成するプラグインのオススメは?
まずは、
「サイトマップとはなんぞや?」という基礎的な部分から
サイト内に設置する必要のある3つの目次について解説をしていきます。
という方はこちらから解説部分に飛んでください。
サイトマップとは
ブログなどのウェブサイトには、
サイトマップ(目次)というものが存在します。
サイトマップの種類はいくつかありますが、
今回解説するのはサイトのトップページに表示する
サイト訪問者用のものです。
私のサイトでは、
トップページのグローバルメニューの中に
サイトマップを表示させています。

これをクリックすると…
カテゴリ別にサイト内にある全ての記事が表示されます。

これがサイトマップです。
サイトの使用性やSEO対策の要素として、
「トップページから2クリック以内で
どのページにもアクセスできるようなサイト構造にする必要がある」
と言われています。
「2クリックで?!」と難しく思えるかもしれませんが、
このサイトマップがあればどの記事にも2クリックで辿り着けますね。
サイトに設置する目次は3種類
ブログなどのウェブサイトを運営する際には、
3種類の目次を設置すべきと言われています。
それは読みやすい構造にして読者の満足度を上げるだけではなく、
Googleのクローラー向けのSEO対策として設置するものも存在します。
記事を読んでくれる読者からも、
サイトの評価を決めるGoogleからも好かれるようなサイトを
作るには目的別に目次を作る必要があるのです。
3種類の目次の内訳は以下の通りです。
①クローラー用サイトマップ
→GoogleXML SitemapsとSearch Consoleを使って設定
②サイト訪問者用HTMLサイトマップ
→WP Sitemap Pageを使って設定
③読者用記事内サイトマップ
→Easy Table of Contentsで設定
今回は②のサイト訪問者用サイトマップを設置していきます。
HTMLサイトマップを設置するプラグインのオススメは?
数年前までは、目次作成のプラグインといったら
「PS Auto Sitemaps」が一般的でした。

しかし、こちらのプラグインは
最終更新が4年前(2019年現在)で全然更新がされていません。
更新がされていないプラグインは、
サイトとの互換性がなくなってエラーが出る可能性があります。
今のうちに代替を見つけておきたいところですね。
代替としてオススメのプラグインは、
「WP Sitemap Page」というプラグインです。

更新日も頻繁で、セキュリティ面も安心です。
ブログを運営する際には、
サイトに不具合がないようにアンテナを張って
怪しいものがあったらすぐに対処をするようにしましょう。
WP Sitemap Pageの設定方法
それでは、WP Sitemap Pageの
設定方法を解説していきます。
インストール&有効化しよう
まずは、プラグインをインストール&有効化しましょう。
ダッシュボードのプラグイン>新規追加から
「WP Sitemap Page」を検索しインストール&有効化してください。


WP Sitemap Pageの設定方法
有効化ができたらダッシュボードの「設定」の中に
「WP Sitemap Page」が追加されているので、
クリックして設定画面へ移りましょう。

設定画面は英語の場合もあるので、
ここでは両方の言語で解説していきたいと思います。
カッコ内が日本語バージョンでの表記です。
下の方へスクロールをすると、
「」
という項目があります。

「Exclude Custum Post Type(除外するカスタム投稿タイプ)」
という項目の以下の3つにチェックを入れていきます。
- Archive(アーカイブ)
- Author(著者)
- CTA(CTA)
デフォルトではアーカイブと著者にチェックが入っていますが、
CTAにもチェックを入れておきましょう。
チェックを入れたら「変更を保存」をクリック。
WP Sitemap Pageの目次作成方法
WP Sitemap Pageでのサイトマップの作り方は、
簡単な3ステップです。
- WP Sitemap Pageでショートコードを取得
- 固定ページにショートコードを貼り付けてサイトマップページ作成
- グローバルメニューなどに設置
それでは解説に入っていきます。
サイトマップのショートコードを取得
WP Sitemap Pageの上部のタブを
「How to use(使い方)」に切り替えます。
表示させたい内容毎のショートコードが並んでいますので、
一番上のショートコードを選びましょう。

「To display a traditionnal sitemap(よくあるサイトマップを表示する)」
というメッセージの左側にあるコードをコピーします。
固定ページを作成してコードを貼り付け
コードを貼り付けするために、
サイトマップを表示させる固定ページを作成します。
ダッシュボード>固定ページ>新規追加をクリック。

固定ページの作成画面が展開されますので、
サイトマップを設置するページを作ります。

編集箇所は3つです。
- タイトルを入力(「サイトマップ」など分かりやすいもの)
- パーマリンクを編集(「sitemap」推奨)
- 先ほどコピーしたショートコードをペースト
「編集画面のデザインが違う!」
という方はこちらの記事を参考にしてください。

ここまで入力が出来たら、
ページ右上の「公開」をクリック。
これで、サイトマップページの完成です。
サイトマップページの設置
サイトマップページが作成できたら、
サイト内に設置をしていきましょう。
サイトのトップページのメニューバーが
一番分かりやすい場所だと思います。
固定ページを作っただけでは
サイトの中に設置はできていませんので、
メニューバーなどに設置をするための設定をしましょう。
サイトに訪問したユーザーが
すぐに分かるような場所に設置してくと良いです!

アドセンス審査後はサイトマップは残しておくべき?
アドセンス審査のためには、
今回解説したHTMLサイトマップの設置は必須です。
ただ「審査後は設置の必要はあるのか?」という質問が
たまにあるので、私なりの見解をお話ししておきます。
私は、アドセンスの審査後に
トレンドブログに切り替えたときは
HTMLサイトマップは不要だと思います。
トレンドブログのユーザーが
サイトマップを見てすべての記事を読むことって…
クレームになる案件が出てきた場合、
サイトマップがあることで
すべての記事にも簡単に巡回されてしまう恐れもあります。
ですので、
情報発信ブログは設置したままでOKですが、
トレンドブログの場合は目立つ位置に置いておく必要はないと思います。
アドセンス審査に合格して
トレンドブログに切り換える場合は、
フッター等目立たない場所に移動させておくと良いですね!
WP Sitemap Pageの設定方法まとめ
数年前まではHTMLサイトマップの設置といったら
PS Auto Sitemapが主流でした。
しかしながら、
更新頻度を考えると安全とは言えません。
機能自体はほぼほぼ変わらないので、
「WP Sitemap Page」で設置をしておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
海が近くにある大好きな街で、好きな時に起きて、好きなだけ働いて、好きな人とだけ過ごす...こんな自由な生活をしています。
今でこそストレスフリーな生活を送っている私ですが、つい最近までは普通の銀行員で家と職場を往復するだけの平凡な毎日を過ごしていました。
やりたいことはもちろん、これといって得意なことも、夢中で打ち込めるものもありませんでした。
では、私はどうやってここまでたどり着いたのか...興味がある方はよかったら私のプロフィールをご覧ください。
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