こんにちは!
今回は「会社から逃げたい」と思う方に向けてのお話です。
仕事内容や人間関係などが原因で、毎日会社に行くことがつらくて堪らない…
毎朝憂鬱な気分で会社へ向かっている方も多いのではないでしょうか?
私は銀行員時代、逃げるように会社を辞めました。
そこで、会社から逃げた時の体験談や大事なことをお伝えさせていただきます。
目次
職場から逃げ出した私の体験談
まずは、会社から逃げた私の体験談をお話しさせていただきます。
私は高卒で銀行に就職して、6年間働いたのち退職しました。
そして、今はこのようにネットを使ったシゴトをしています。
この2行だけだと割と軽い話に感じますが(笑)
会社を辞める時は、それこそ「逃げるように」といった辞め方でした。
ここでは、私がどのようにして会社から逃げたのか、そして逃げた先に何があったのかということをお話しさせていただきます。
会社という空間が嫌いだった
私は、会社が嫌いでした。
会社という空間が嫌いでした(笑)
高卒でなんとなく就職してしまった銀行は、私の苦手なもののオンパレード。
人間関係、仕事内容、どれを取っても楽しいと思えることがありませんでした。
日常でも”うっかりミス”の多い私は、仕事でもミスを連発。
どんなに気をつけてもミスをしてしまう自分が嫌になりました。
銀行をいう職場は、ミスが許されない(どこの職場もそうですが)ので、監査で指摘でもあればミスをした張本人は犯罪者扱いとなります。
私も自分のミスを指摘されたことがありますが、その度に肩身の狭い思いをしていました。
細かい作業、数字の計算、正確さ…全部苦手なのに銀行に就職した自分と、どれだけ気をつけてもミスをする自分を何度呪ったことか^^;
それに加えてお局様やパワハラ感の強い上司に囲まれ、人間関係でもつらいことばかり。
楽しいことなんかひとつもなくて、会社が大っ嫌いでした。
逃げるように退職
年数を重ねると、どんどん私は閉鎖的になっていきました。
お昼ご飯も食堂で取らずに、一人で車の中でお弁当を食べる日が続きました。
せめて数字だけは…と頑張っていた推進活動にも熱が入らなくなり、無気力状態に。
会社も嫌いだけど、ミスしてしまう自分も、苦手な人たちと器用に接することができない自分も嫌いでした。
家に帰っても疲れが残り、夫との喧嘩も増えて公私ともにつらい毎日。
何から変えればいいのか、どうすれば現状が変わるのか全く分からなくなり…
気がついたら退職の意思を上司に伝えていました。
6年間苦手なことと向き合ってきましたが、最後は立ち向かう気力もなくなり、ただただ逃げるように退職しました。
逃げた先で手に入れたもの
逃げるように会社を辞めた私ですが、その後ブログで収入を得るようになりました。
今は銀行員時代以上の収入を得ながら、人間関係に悩むこともなく生活ができています。
もちろん大変なこともありますが、会社で働いていた時よりもやりがいもあり、息がしやすい環境だと感じます。
夫と何気ないことで笑い合えて「普通の毎日」に幸せを感じられるようになったのも、会社を辞めてからです^^
銀行の仕事は、自分に合わない部分が大きかったと改めて分かりました。
それだけでなく、自分が甘かったり余裕がなかったために上手くいかなかった部分もあると気づくことができました。
あの時逃げる選択をしなければ、そんなことに気づくことも出来なかったでしょう。
「普通の毎日」に幸せを感じることもなかったでしょう。
あの時逃げ出さなければ、5年先も10年先も、毎日「逃げたい」という思いを抱きながら働いていたと思います。
最初はただつらい環境から逃げ出した私でしたが、逃げた先で手に入れたものは私の人生に明るく彩りを与えてくれました。

会社から逃げたいと思うのは甘え?
誰もが一度は、仕事について頭を悩ませたことはあると思います。
「会社から逃げたい」
過去の私と同じように、そんなことを考えながら毎日を繰り返している人も世の中にはたくさんいるでしょう。
しかし、その中のほとんどの人が「逃げたい」と思いながらも何も行動が起こせずに、毎日心をすり減らしています。
それは心のどこかで「逃げる=甘え」という考えがあるからなのかもしれません。
まず、現状を変えるにはこの考え方を少しだけ変える必要があります。
ここでは「会社から逃げる」ということの考え方についてお話しさせていただきますので、現状を変えるヒントにしていただければと思います^^
逃げるのは甘えでも悪いことでもない
「会社から逃げる」ということは、甘えなのでしょうか?
世の中には、無理して頑張ることが美徳という風潮があります。
確かに、多少つらいことなら無理すれば乗り越えられることもありますし、結果としていい方向へ転んでいくこともありますね。
でも、精神が限界まで追い詰められてしまった時は、逃げるという選択もアリです。
大変な毎日でも、その先に理想の未来があるという場合は、がむしゃらに頑張ることに意味はあると思います。
でも、我慢した先の未来に希望が持てない場合は、思い切って逃げてみることを考えてみてもいいのではないでしょうか。
転職や退職をするときは、何かから「逃げたい」という気持ちが原動力になる方も多いと思います。
- 職場の人間関係から逃げたい
- サービス残業から逃げたい
- 変わりばえのない毎日から逃げたい
生きづらい環境ならば、より良い環境へ逃げたっていいんです。
「逃げずに戦うのが正義」という世の中ではありますが、意味のない我慢をしていても何も生まれません。
自分の心が壊れてしまう前に、回避しましょう。
逃げることは、甘えでも、悪いことでも、負けることでもありません。
生きづらい環境から引っ越す
転職や退職について悩んでいる方の中には、
「会社を辞めること=逃げること」と考えている方もいると思います。
確かに、私も銀行を辞めるか悩んでいた時は、
「銀行を辞める=逃げること=負け」みたいな考えがありました。
何を持って勝ちで、負けなのかも分かりませんが^^;
当時は会社を敵だと捉え、常に戦っているような、そんな心境でした。
でも、ある時ふと思ったのです。
別に一つの会社や一つの環境に居続けることが正解ではないんだと。
現に転職をしている人は世の中にたくさんいますしね。
だから、会社を辞めることはただの引っ越しだと考えることにしました。
自分が生きづらい環境から、息のできる環境へ引っ越すだけだと。

逃げる時に大事なこと
会社から逃げたいと感じたら、逃げるのもいいと思います。
一度しかない自分の人生ですから、やりたいようにやればいいんです。
ただ、逃げたからといって今後の人生を幸せに生きられるかどうかは別問題。
私は、逃げた先でどう生きるかというのが鍵になってくるのではないかと思っています。
ここでは、私なりに逃げる時に大事なことというのをいくつかお話しさせていただきます。
何から逃げるのか
逃げたいと思って会社を辞めるとしたら、
「何から逃げるのか」というのを一度考えてほしいな、と思います。
つまり、自分が何が嫌で、何が苦手で、何から逃れたいのか、を理解するということです。
何が嫌なのか曖昧なままだと、環境を変えてもまた嫌なことが自分の近くにあるかもしれません。
何が嫌なのかが分かれば、嫌なことから離れた環境で生きていけばいいだけです。
まずは自分を分析して、何が嫌で何が好きなのかを知っていきましょう^^
リセット癖をつけない
会社から逃げるように辞めた時に怖いのは「リセット癖」がつくことです。
リセット癖がある人には「逃げる=現実逃避」という考え方があるのではないかと思います。
少しでも嫌なことがあったらすぐに目の前のことから逃げてリセットしていく、こんな生き方は一見楽に見えるかもしれません。
でも、後先考えずただただ目の前のことから逃げて時が経つのを待つだけでは、何も変わっていきません。
環境が変わっているだけで、根本の問題解決が出来ないままです。
理想のライフスタイルを実現していく上では、つらいことや乗り越えなければいけないこともあります。
転職活動だって起業だって、大変なことはたくさんあります。
新しいことを覚えて、前職と同じ収入を得るまでに成長するのにも努力が必要ですよね。
逃げるのは現実逃避ではなく、自分の成長のためのお引越しです。
自分の「好き・嫌い」や「得意・苦手」と向き合って、乗り越える壁はしっかりと越えていきましょう^^
逃げた先でどう生きるか
ここまでの話を聞いて、会社から逃げることで頭がいっぱいになっているかもしれません。
でも、一番大事なのは「逃げた先でどう生きるか」です。
逃げた先でリセット癖がついてひたすらやり直しする人生を送るのか、
自分の「好き」や「やりがい」を見つけて豊かな人生を送るのか。
逃げた先ではそれぞれ様々な選択があると思いますが、まずは全力で目の前に向き合ってみることをオススメします^^
私は会社を辞めてから、まずはブログを3ヶ月間本気で取り組むことを決めました。
「3ヶ月で結果が出なければ、再就職の転職活動をする」
夫と約束をして、ひたすらブログと向き合いました。
3ヶ月間で上手くいかないこともあって逃げたくなる時もありましたが「これはただ現実逃避したいだけだ」と気づき(笑)逃げずに取り組みました。
その結果、今があります。
会社を辞めてからの生き方には、色々な選択があると思います。
再就職、起業、旅行、留学、勉強…
どんな選択でも、まずは全力で、がむしゃらになって光を探してみましょう。
そうすれば、これまでと違った未来が待っているはずです。

まとめ
「会社から逃げたい」と思っている方に向けて、私の体験談を交えてお話しさせていただきました。
逃げるのは、甘えでも負けでもありません。
これからの自分の人生が豊かになるために、逃げた先で光を探していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
海が近くにある大好きな街で、好きな時に起きて、好きなだけ働いて、好きな人とだけ過ごす...こんな自由な生活をしています。
今でこそストレスフリーな生活を送っている私ですが、つい最近までは普通の銀行員で家と職場を往復するだけの平凡な毎日を過ごしていました。
やりたいことはもちろん、これといって得意なことも、夢中で打ち込めるものもありませんでした。
では、私はどうやってここまでたどり着いたのか...興味がある方はよかったら私のプロフィールをご覧ください。
こちらからどうぞ▶︎▶︎JuriのPROFILE
