Skype(スカイプ)の自分のログインステータスを相手に見せない「ログイン状態を隠す」という機能があります。
「自分がSkypeにログインしていることを周りに知られたくない」と思っている人がこの機能を使っていると思いますが、実際どの程度隠せているのかってよく分からないですよね。
そこで今回は、Skypeの「ログイン状態が隠す」が相手にばれるのかどうか、既読などの見え方を検証してみたいと思います。
目次
Skypeの「ログイン状態を隠す」とは?
Skypeの「ログイン状態を隠す」というのは、その名の通り自分のログイン状態を隠す機能です。
Skypeで使用できるログイン状態の種類は以下の4つです。
- アクティブ
- 退席中
- 応答不可(取り込み中)
- ログイン状態を隠す
機能の概要や使い方など詳しい情報は以下の記事を参考にしてみてください。
参考記事▶︎▶︎Skype「ログイン状態を隠す」が勝手に解除される?オンラインになる原因と対処法
相手からの見え方を検証!
「ログイン状態を隠す」は周りに自分の状態が知られたくない時に使えるモードです。
以前のバージョンでは「ログイン状態を隠すのモードはカメラマークの青いアイコンが出ちゃうからバレる」なんて言われていましたが、最近のバージョンではアイコンのビジュアルもオフライン同様です。
「オフライン」は通話もチャットも不可な状態ですが…「ログイン状態を隠す」のときには、通話はチャットなどもオフライン同様の見え方になるのでしょうか?
ここでは、実際に「ログイン状態を隠す」を使うと相手からどういった見え方をするのか、メッセージの既読や入力状況、通話での相手からの見え方を検証してみたいと思います。
既読について
Skypeの既読機能とは、相手がメッセージを開封したかどうかが確認できる機能です。
相手がメッセージを開封すると、このようにメッセージの下に相手のアイコンが表示されます。
1対1の会話、または参加者が20人未満のグループでの利用が可能です。
「ログイン状態を隠す」モードでの既読はどうなるのかというと…既読機能は自動的にOFFになります。
開封済みのメッセージにも、既読マークは出ない仕様になっています。
相手からはオフラインとの区別はできないですね。
「ログイン状態を隠す」モードが勝手に解除される事象も確認されていますので、メッセージを見る前にもう一度自分のログイン状況をチェックしておきましょう。
メッセージについて
続いては、メッセージについてです。
基本的に、オフライン時はこちらからメッセージを送ることはありません。
なので、自分がメッセージを送った時点で相手にはアクティブ状態ということが伝わってしまいます。
また、メッセージを実際に送らず入力するだけでもアクティブ状態が伝わる可能性があります。
通常、相手がメッセージ入力中のときはこのような表示が出ます。
これは「ログインを状態を隠す」のモードでも同じです。
自分が入力中に、相手がたまたまSkypeを開いていたら、アクティブ中ということが伝わってしまいます。
ですので、アクティブ状態を知られたくない相手には、メッセージを送ることはもちろんメッセージ入力もしないことが好ましいでしょう。
通話について
続いては、通話について。
これは、オフライン時と「ログイン状態を隠す」の状態では大きな違いがあります。
こちらからの発信についてはメッセージと同じで、相手に発信することでアクティブ中ということが伝わってしまいます。
なので、バレたくない相手には電話をかけないようにしましょう。
大きな違いは受信する時です。
相手がこちらに通話をしてきた時の表示が異なるのです。
まず、オフライン時の相手に通話をしようとすると、このような表示が出てきます。
携帯からの呼び出しの場合は、数回呼び出し音があった後に途中で切れます。
一方「ログイン状態を隠す」の状態は、通常のアクティブ時同様に呼び出し音が鳴り続けます。
ですので、相手がもし電話をかけてきたら、発信音の違いであなたがアクティブ中ということが分かってしまいます。
結論:ばれる可能性もある
結論としては「ログイン状態を隠す」で完全にログイン状態をバレないようにするのは不可能です。
ここまでをまとめると…
「ログイン状態を隠す」は見かけ上がオフラインなだけで、メッセージや通話のやりとりができるということです。
あなたがメッセージ送信をしたり、相手があなたに電話をかけてきたら、オフラインでないことが分かるということですね。
どうしてもバレたくないなら
アクティブ中ということがどうしてもバレたくない場合は「ブロック」または「オフライン」で対応しましょう。
特定の相手をブロックする方法
特定のユーザーにアクティブ中だと知られたくないなら、その相手をブロックしましょう。
ブロックの方法は、特定ユーザーのプロフィール画面を下にスクロールし、一番下にある「連絡先をブロック」をクリックします。
確認画面が出てきますので「ブロック」をクリックで完了です!
ブロックをしている間は、相手からは常にオフライン状態に見え、チャットや電話もできません。
相手には「ブロックしている」ということは伝わらないので、一時的な対処としてはアリでしょう。
ブロック解除については「設定」→「連絡先」→「ブロックを解除」を選択で完了です。

・ブロック中の相手からの自分宛に送信された通話やメッセージは通知されません。
・ブロック解除後、相手が自分宛にもう一度メッセージを送ってきた場合に、ブロック中に送信されたメッセージも一緒に通知されます。
オフラインにする方法
自分がアクティブ状態だと知られたくない中で「ログイン状態を隠す」が完全でないと思ったら、実際にオフラインにするのが良いでしょう。
Skype側のエラーなどで稀に「ログイン状態を隠す」が勝手に解除されてしまうこともあります。
100%知られたくないというなら、オフラインにするのが早いですね。
オフライン状態にすると、メッセージの送受信や通話はできなくなります。
自分宛に送信されたメッセージや通話の不在通知は、サインオンすると受け取ることができます。
まとめ
Skypeの「ログイン状態を隠す」の機能について、相手からの見え方を検証してみました。
アイコンのビジュアルや既読機能という面では、オフライン状態と区別がつきませんが、メッセージや通話のやりとりがあった場合はバレてしまう可能性が出てきます。
どうしても…という場合には、ブロックやオフラインにすることで対応しましょう。