「20代社会人は貯金せずに自己投資すべき」という言葉をよく聞きます。
私も18歳で就職してからこの言葉は何度も耳にしてきましたが、その度に「自己投資と貯金ってどっちが大事なんだろう」と思っていました。
起業家だったり、大きく成功している人は”自己投資全振り”みたいな生き方をしている人が多いです。
確かに有意義なお金の使い方だなあと思います。
でも、低賃金の会社員や家庭を持っている人間だとなかなか自己投資に全てをかけることが難しいんですよね。
きっと私と同じ考えの人もいるだろうと思うので、今日は自己投資と貯金のバランスについて考えてみたいと思います。

目次
20代は自己投資と貯金どっちが大事?
まずは、シンプルな疑問である「自己投資と貯金どっちが大事なのか?」というところを考えてみたいと思います。
自己投資と貯金、それぞれの必要性を考えてみましょう、
自己投資の必要性

私の思う自己投資は、自分の叶えたい目標だったり、未来に向けて投資をすることです。
エステ、金融商品の投資、資格のための勉強、ビジネスコンサル…形は人によって様々だと思います。
自分の目的や目標のために、お金や時間を費やすことは全て自己投資に当たると考えています。
自己投資がなぜ必要なのかを私なりに考えてみると、この3つが思い浮かびました。
- 正しい攻略法を入手するため
- 時間を短縮するため
- 自分の価値を増やすため
ダイエットでも資格の勉強でも、ビジネスコンサルでも、正しい方法を知ることで確実に目標へ近づくことができたり、無駄な時間を短縮することができます。
私も25歳の時に、ブログの収益化をマスターするためにオンラインコンサルを申し込みました。
このときも、人生の限りある時間を無駄にしないために、最初から正しい方法を教えてもらった方が早いという気持ちが大きかったです。
あとは、自分の働き方や生き方を変えるには自己投資が必須なことが多いです。
資格の取得にも学校や通信教育のお金がかかるし、ビジネスのスキルを身につけるのもコンサルや教材費がかかります。
取り組む分野にもよりますが、何もお金をかけずに自分の価値を増やし続けるには限界があります。
自分の価値を最大限に増やすためにも、自己投資は必要と言えます。
貯金の必要性

「貯金はしなくていいから自己投資を!」というメッセージはよく目にします。
でも私は、貯金も最低限は必要だと思います。
自己投資をするにも、お金がいります。
数回程度のエステや通信教育程度だったら、その月のお給料からササッと払うことが可能ですが、まとまった費用を払う時にはそうもいきませんね。
エステの年間契約、資格取得の学校、コンサル費用、金融投資…数十万単位、数百万単位でお金が必要なときはほとんどの人が自分の貯金から支払っているかと思います。
貯金が0だと、自分にとってのベストタイミングで投資したいモノが現れた時に、諦めざるを得ない状況に陥るかもしれません。
人生の中で、急にお金が必要になることは意外と多いもの。
必要以上に溜め込むことはないと思いますが、自分が必要なモノに必要なときにお金が払える程度の蓄えは必要だと私は考えてます。
自己投資と貯金は、どっちも大事

「自己投資と貯金どっちが大事なのか?」という疑問の答えは「どっちも大事」です。
自己投資の重要さを解説する時には「投資は貯金よりも大事なもの」として表現をされることもあるかと思いますが、この2つはそもそも優劣をつけられるものではないと思います。
それぞれ大事な要素があって、違う目的の上に存在しているものです。
増して、2つのうち1つしか選べないわけでもありません。
ですので、どっちかに偏らずに、それぞれ目的を持った上でどちらも大事にされるのが一番かと思います。
働く女性にベストな割合は

貯金と投資がどっちも大事だと思っても、実際にどの程度の割合を保てばいいのか分からない方も多いでしょう。
貯金と投資の割合の基準については、人それぞれなので唯一解はありません。
ですので、
「収入のうち○%を貯蓄へ回して○%を投資に回すと良い」
「貯蓄の○%を投資に回すのがベスト」
などといった言葉に惑わされる必要はありません。
同じ年齢、収入の人でも、家族構成や資産状況、もっと細かく言えば体調や住んでいる場所によって生活にかかるお金は全く異なります。
正解に関する考え方も人それぞれ。
貯金が0で使えるお金を全て自己投資に充てるのが正解という人もいれば、バランスを取るのが正解という人もいます。
だから、自分が何を大事にするのかを決めて、それに沿ったバランスを取っていくのが良いのではないかと思います。
大事なのはバランスと優先順位
貯金と投資の割合については、全てに人に通ずる正解はありません。
何が正解かも人によって異なるので、自分にとってのベストを探していくと良いかと思います。
ここでは、貯金と投資の割合を決める上で私なりに大事にしている考え方をお伝えしていきますね。
目的を考えて必要に応じたバランスを

貯金も投資も、その目的を考えることが大事です。
貯金もただただお金を貯め続けるのではなく「何のためにどのくらいの期間でいくら貯めるのか」を考えるということです。
例)旅行のための貯金
目的:今年の12月に60万円をかけてハワイへ〇日間旅行へ行く
行動:毎月5万円ずつ貯金する
いつまでにいくら貯めるのかが決まれば、自ずと毎月いくら貯金に回すのかも決まりますね。
自分の人生にかかる予算を考えて、貯金と投資のバランスを取っていきましょう。
自己投資をする際も、目的は大事です。
ビジネスコンサルを受けるにも「いつまでにこうなりたい」という目標だったり「○月までに月収〇万円稼げるようになるために」と目的を決めて取り組むと良いです。
目的を持つことで、自分の目指したい姿、たどり着きたい場所が明確になります。
そして、目的からの逆算をすることで、自分の行動が「目的を達成するため」のものに寄せられていきます。(もちろん自ら行動や思考を達成に寄せていく意識も大事ですが)
例)ブログ収益化
目的:5ヶ月で月収20万円稼げるようになる
行動:合計○記事程度必要→1日あたりの更新記事数は○記事→1日でブログに充てる時間は○時間→…
目的が決まると、行動が具体的になっていきます。
自己投資をする際にも、目的を決めてお金を使うことを意識されると良いかと思います。
優先順位を決めてお金を使う

目的を持つことと同時に大事なのは、優先順位をつけることです。
貯金でも、自己投資でも、今の自分に必要なものの優先順位を決めるのが大事だと思います。
高収入だったり、必要なものの金額が全て低い場合以外は、望んでいるものを一気に叶えるって難しいものです。
だから、確実に全てを叶えるためには優先順位をつけて行動すると良いかと思います。
自分の叶えたい目標や欲しいものをリストアップして、
- 叶えたいと思う気持ちの強さ
- 緊急性の高さ
これらを考慮して順位をつけていくと良いです。
優先順位の高いものを叶えること一番に考えて、お金を振り分けていきましょう。
自己投資と貯金の話まとめ
自己投資と貯金のバランスについてのお話をさせていただきました。
投資と貯金は、どっちが大事と決められるものではなく、それぞれ目的を決めた上でその両方を大事にしていくと良いと私は考えています。
コツとしては、
- 目的を持つこと
- バランスを取ること
- 優先順位を決めること
この3つを考えていけば目標から大きく外れることはないかと思います。
お金の考え方については絶対の正解がない世界なので、私もこれが全ての人に当てはまる正解だとは思っていません。
ですので、迷った人は一つの考え方として受け止めていただければ幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
海が近くにある大好きな街で、好きな時に起きて、好きなだけ働いて、好きな人とだけ過ごす...こんな自由な生活をしています。
今でこそストレスフリーな生活を送っている私ですが、つい最近までは普通の銀行員で家と職場を往復するだけの平凡な毎日を過ごしていました。
やりたいことはもちろん、これといって得意なことも、夢中で打ち込めるものもありませんでした。
では、私はどうやってここまでたどり着いたのか...興味がある方はよかったら私のプロフィールをご覧ください。
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