Search Consoleの設定とサイトマップ送信方法についてのお話です。
Search Consoleは、
サイト改善・SEO対策に欠かせないツールなので、
サイト立ち上げの際には必ず設定を済ませておきましょう。
この記事では、
- 「All in One SEO」を使ってSearch Consoleの登録を行う方法
- 「Google XML Sitemaps」を使ってサイトマップ送信をする方法
この2つを解説させていただきます。
もくじ
Search Consoleとは?
Search Console(サーチコンソール)は、
検索結果でサイトのパフォーマンスを監視・管理ができる
Googleの無料ツールです。
旧名は「ウェブマスターツール」と言います。
Search Consoleで必要な設定は、この2つ。
- WordPressとの紐付け
- サイトマップ送信
①のWordPressとの紐付けは、
「All In One SEO」というプラグインを。
②のサイトマップ送信の作業には、
「Google XML Sitemaps」というプラグインを使います。
また、Search Consoleはこれまでこういった画面でしたが、

2018年1月から新しいバージョンがオープンしました。

今回は、2018年1月から正式版となった
「新しいSearch Console」での登録方法を解説していきます。
Search Consoleの登録方法
それでは、Search ConsoleとWordPressとの紐付け方法を解説していきます。
紐付け作業の流れはこの2ステップです。
- Search Consoleでメタタグを取得
- WordPress内にメタタグを貼り付け
- Search Consoleに戻って確認
ここからの解説は、
All in One SEOをインストール済みということが前提になります。
JIN、SANGO、賢威などのユーザーは
HTMLタグ設定箇所(メタタグを貼り付ける場所)があるので
All in One SEOはなくてもOKです。
ただ、
それ以外のテーマを使っている方で
All in One SEOのインストールがまだの方は、
以下の記事を参考にイントール&有効化をしておきましょう。

プロパティタイプの選択
まずはGoogle Search Consoleにアクセスし、
「今すぐ開始」をクリックします。

まずは右上のアイコンが
ビジネス用のアカウントになっていることを確認してください。
最初はプロパティタイプの選択です。

それぞれタイプに応じて設定方法が違います。
便利なのはドメインタイプなのですが、
こちらのタイプはアナリティクスとの連携ができません。
(2019年7月現在)
自分の好きな方を選んでいただいていいのですが、
便利さを取りつつ今後の連携を考えると
ドメインプロパティを追加してから
URLプレフィックスを追加するという
両方取り入れ型がベストなんじゃないかと思います。
ドメインプロパティを選びたいという方は
以下の記事で詳しく解説をしていますのでご覧ください。

プロパティを追加
それでは、
URLプレフィックスを選択した場合の解説をしていきます。
ドメインタイプを選択したい場合は
以下の記事を参考に進めてから、
こちらの項目からサイトマップの設定へ移ってください。
プロパティタイプには、
自分のサイトURLを入力していきます。

ここにはURLの全体を入力します。
ここでは「http://」と「https://」は別物として認識されます。
私の解説記事通りに進めていただいた方は
すでにSSL化も済んでいると思いますので
「https://〜〜」で入力しましょう。
HTMLタグを取得
プロパティが追加されると、所有権の確認画面に移ります。
おすすめの確認方法が出てくるので、
右上の記号をクリックしてメニューを閉じましょう。

すると、その他の確認方法が見れるようになります。
一番上の「HTMLタグ」をクリックして開いてください。

HTMLタグの項目が開くと、メタタグが表示されます。
※この時点ではまだ確認ボタンは押さないでくださいね!

このタグをコピーして、WordPress内に貼り付けていきます。
コピーをする場所はテーマによって違います。
- JINやSANGOや賢威:タグを全てコピー
- All in One SEOを使う場合:””の中だけをコピー
②の場合はコピーをするのはタグの一部分です。
<meta name=”google-site-verification”content=”〇〇”/>
「content=」の後ろにある
クォーテーションマーク(””←この記号)の内側の部分のみをコピーしましょう。

※この時点ではまだ確認ボタンは押さないでくださいね!
HTMLタグをAll in One SEOに貼り付け
コピーが出来たら別の画面でWordPressを開いてください。
タグの貼り付け箇所はコピー同様テーマによって違います。
- JINやSANGOや賢威:head内に貼り付け
- All in One SEOを使う場合:All in One SEO内に貼り付け
①はテーマごとに少しずつ場所が違うので、
お手数ですが適宜調べてみてください。
(「JIN Search Console」などテーマ名を入れて調べてみよう!)
ここでは②の方法を解説していきます。
WordPressにログインし、
ダッシュボード>All in One SEOをクリックします。

スクロールして「ウェブマスター認証」まで移動してください。
この「Google Search Console」の欄に、
先ほどコピーしたHTMLタグの一部分をペーストしてください。

入力ができたら「設定を更新」をクリックするのを忘れずに!

所有権の確認を完了
HTMLのタグ貼り付けが出来たら、
Search Consoleの画面に戻り「確認」をクリックします。

「所有権を確認しました」の画面が出たら紐付け設定は完了です!
「完了」をクリックして次の設定へ移ります。

次はWordPressの操作になりますが、
WordPressは別画面で開いてこの画面はそのまま残しておいてください。
GoogleXML Sitemapsを使ってサイトマップを送信
Search Consoleで所有権の確認ができたら、
そのままサイトマップの送信に入ります。
検索エンジンに自分の記事更新を知らせるためには
「サイトマップを送信する」という作業が必要です。
サイトマップは目的別に分けて3つの種類があります。
- クローラー用サイトマップ
→GoogleXML SitemapsとSearch Consoleを使って設定 - サイト訪問者用サイトマップ
→WP Sitemap Pageを使って設定 - 読者用記事内サイトマップ
→Easy Table of Contentsで設定
今回は①クローラー用サイトマップの設置方法を解説していきます。
Google XML Sitemapsをインストール&有効化しよう
Search Consoleのサイトマップ設定の前に、
Google XML Sitemapsをインストール&有効化しましょう。
WordPressのプラグイン>新規追加から
「Google XML Sitemaps」を検索しインストール&有効化してください。


Google XML Sitemapsの設定を変更
有効化ができたらダッシュボードの左側の設定の項目中に
「XML-Sitemaps」が追加されているのでクリックしてください。

下の方にスクロールをすると、
「投稿の優先順位」という項目があります。

デフォルトでは「コメント数」が選択されていますが、
私はトレンドサイトではコメント欄の非表示を推奨しています。
ですので、
「優先順位を自動的に計算しない」
に変更しておきましょう。
Google XML SitemapsでサイトマップのURLを取得
設定が済んだら、
一番上に表示されているURLをコピーして、
Search Consoleに貼り付けをしていきます。

ただ、ここでもコピーをするのはタグの一部分です。
https://ドメイン名.sitemap.xml
ドメイン名の後ろにあるsitemap.xmlをコピーしましょう。
Search Consoleでサイトマップ送信
コピーが出来たらSearch Consoleに戻ります。
左側のメニューバーから「サイトマップ」を選択すると、
サイトマップ作成画面に移ります。
「新しいサイトマップの追加」の箇所に、
コピーしたURLの一部分を貼り付けし「送信」をクリックしてください。

完了画面が出たら設定は終了です。

URLを入力した項目をスクロールすると、
「送信されたサイトマップ」という項目があります。
ステータスは初めは「保留」となっているかもしれませんが、
時間が経つと「成功しました」に変わっています。

時間が経ってもステータスが変わっていない場合は、
コピーしたURLが正しく入力されているかなどもう一度確認してみましょう。
インデックスカバレッジの防止
Google XML Sitemapsの初期設定が原因で、
Search Consoleにエラーが出ることがあります。

これはある設定をしておくことで防ぐことができますので、
ブログ立ち上げの時点で済ませておきましょう。
まずはダッシュボードの設定>XML -Sitemapをクリック。

すると設定画面が展開されます。
ここにある「HTML形式でのサイトマップを含める」のチェックを外しましょう。

今はナンノコッチャだと思いますが、
この設定をしておくことでエラーを防止することができます。
これが終われば今度こそ設定は終了です!
お疲れ様でした!
おまけ:記事作成時のSearch Console使い方
記事を作成した時には、
毎回Search Consoleでのインデックス登録が必要となります。
使い方はこちらの記事を参考にしてみて下さいね。

Search Console設定まとめ
あなたのサイトを検索エンジン上に知らせることは、
SEO対策にも欠かせない作業です。
プラグインを使えばそんなに難しい作業でもないので、
ササッと済ませちゃいましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
海が近くにある大好きな街で、好きな時に起きて、好きなだけ働いて、好きな人とだけ過ごす...こんな自由な生活をしています。
今でこそストレスフリーな生活を送っている私ですが、つい最近までは普通の銀行員で家と職場を往復するだけの平凡な毎日を過ごしていました。
やりたいことはもちろん、これといって得意なことも、夢中で打ち込めるものもありませんでした。
では、私はどうやってここまでたどり着いたのか...興味がある方はよかったら私のプロフィールをご覧ください。
こちらからどうぞ▶︎▶︎JuriのPROFILE
