イベント参加レポート

ミスチルから学ぶ時代に合わせたビジネス|変化と不変のバランス力。

こんにちは!

先日、ミスチルことMr.Childrenのアリーナツアー「重力と呼吸」を見に行ってきました。

ここ数年は毎年ライブを見に行っていますが、今回も最高でした^^

せっかくなので今回は「ミスチルから”ビジネス力”を学ぶ」ということをテーマにしてみようと思います!

長年売れ続けているモンスターバンドはいかにして私たちの心を掴んでいるのか?

時代に合わせた変化と、ずっと変わらない不変(普遍)のバランスをポイントとして私なりにお話しさせていただきます。

私なりの考えなので異論もあるかもしれませんが、暖かい目で読んでいただければ幸いです^^

ミスチルから学ぶ時代に合わせた発信

ミスチルは2017年に結成25周年を迎え、今もなお第一線で楽曲作りにライブツアーにと精力的に活動しています。

同じくらいの年数活動しているアーティストと比べて特徴的なのが、ファンの年齢層が広いことです。

10代の若者から50代を超えた大人まで、ライブ会場には幅広い年代のファンが集まっています。

長年多くの人から愛されているミスチルですが、その楽曲やパフォーマンスを見ているとうまく時代性を反映させていることが分かります。

まずは、ミスチルの時代を反映させた発信がどういうものなのか、見ていきましょう。

時代を反映した歌詞の表現

ここでは、ミスチルの歌詞をいくつか紹介させていただきます。

発売された当時の時代を反映させた表現に注目してみてください。

1990年代はバブルで刺激を求めた表現

まずは90年代に発売された楽曲から。

安定した暮らしに 老いてくだけの自分ならいらんのだ

(タイムマシーンに乗って)

この曲はTwitterなどでも話題になっていました。

この時代はバブルでお金が飛び交い、人々は非日常的な刺激を求めていました。

この楽曲が作られたのはバブル崩壊後ですが、まだまだ安定よりも刺激を求めていた時代です。

続いてはこの歌詞です。

“高価い物がいいもん”の理論 叩き込まれて 僕らは不敵

(アンダーシャツ)

お金があふれた時代ということで高級品が至高という価値観がありました。

今はどちらかというと値段以外のところに価値を感じる人が増えていますが、この時は「値段が高ければ高いほどいい」という風潮がありました。

また、バブル崩壊後の楽曲の歌詞には「矛盾」や「秩序」という言葉もよく出てきています。

どこか虚無感のあったり、世の中への反抗心があるような人々の気持ちが反映されているようにも見えます。

2000年代は安定志向でリスクを避ける表現

続いて、00年代の歌詞を見てみましょう。

ひとつにならなくていいよ 認め合うことができるから それで素晴らしい

(掌)

こちらは「みんな違ってみんないい」的な、「世界に一つだけの花」的な時代性がよく出ていますね。

「ALL FOR ONE FOR ALL BUT I AM ONE」という歌詞もあり通り、オンリーワン精神ソングです。

続いてはこちら。

ただ目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてくコーヒーを相棒にして

いいさ 誰が褒めるでもないけど 小さなプライドをこの胸に 勲章みたいにつけて

(彩り)

夢や理想を叶えるよりも、安定志向のサラリーマン的な考えが見えます。

この歌詞だけでも、安定した生活を求める時代性がよく分かると思います。

先ほど「いらん」と言った「安定した暮らしに老いてくこと」をむしろ望んでいるような歌詞ですね。

「彩り」や「旅立ちの唄」あたりの頃は、私も当時「ゆとり仕様にしているな…!」と感じたものです(笑)

2010年代は具体的な景色を淡白に描く

そして現代、2010年代の歌詞です。

楽しいのは今だけ 自分にそう言い聞かせ 少し冷めた感じで 生きる知恵もついたよ

それぞれが思う幸せ 僕が僕であるため

(SINGLES)

割と自分に甘めな2010年代に比べると、だいぶ現実を見た厳しさもある感じがしますね。

この後紹介させていただきますが、現代は時代性に合わせて「具体的に・淡白に」ということを意識されているそうです。

このように、ミスチルの歌詞は時代ごとにメッセージが大きく変わっています。

その時代ごとに人々の気持ちに近く、寄り添う表現が見られます。

こうした時代の移り変わりを敏感にキャッチした表現で、ミスチルは多くの人の心を掴んでいるのです。

時代と相手の変化をキャッチする

ミスチルの表現はただ時代性とともに聞き手の変化にも敏感に対応しています。

桜井さんは、最近は歌詞を意図的に淡泊に書いているんだそう。

現代はネットを通じて耳や目に多くの情報が入ってくるため、自分自身で言葉だけを見て想像するチカラが落ちていることを感じています。

そのため、聞き手の想像力をあまり信用せず、深く掘り下げすぎずに大きなメッセージよりも、身近で具体的な景色を書くことを意識されているそうです。

相手のキャッチするチカラを見極めて、表現の深さを調節しているということですね。

また、時代や大衆の変化をキャッチするときについてはこんな言葉がありました。

時代というものは常に考えているけれど、それはマス(大衆)について考えているってことではなくて、自分の内面を掘り下げればマスにたどりつくと思っているんです。

だから、まず自分自身の変化に最初に気が付いて、どうしてかを分析すると、『あ、やっぱり世の中もこうなってるじゃない』と確認するような感じですね

Yahoo!ニュース 特集

ビジネスをしていく上で、時代の変化を見て、相手目線になって物事を考えるのは大事です。

この聞き手のチカラを感じるのは一見難しく感じるところなのですが、それについては自分の内面を掘り下げることでたどり着くことができるということですね。

なぜならば、自分も現代人のうちの一人だから。

ハナから大衆を意識せずに自分という個人を掘り下げて作り上げていくことで、結果的に個人にダイレクトに届く表現が出来上がるということです。

いま必要とされている発信を考える

ミスチルが変化させているのは歌詞だけではありません。

曲の届け方についても「いま必要とされているもの」を徹底的に考えています。

2015年にリリースしたアルバム「REFLECTION」では、CD+23曲入りのUSBという異例の形をとりました。

CDの最長収録時間は79分、曲にすると12〜14曲程度です。

しかし、この時は23曲を「全部聴いてほしい」という思いから、USBという方法が採用されました。

2015年5月に発売された『ROCKIN’ON JAPAN 2015年7月号』でインタビューのインタビューで、桜井さんはその理由についてこう語っています。

たぶんMr.Childrenって、さあこの指とまれっていうサビでみんな思いを共有するっていう。

それをお茶の間レベルでちゃんとやる存在だったけど、もう音楽全体がそれを必要としてないかもしれないと思った時に、どこにボールを投げていいのかわからないっていうのはすごくありましたけどね

『今、必要とされてるポップソングってなんだろう?』っていう、うん。だから、持ってる全部の球種を使って投げるっていう

これも時代の変化を敏感にキャッチしているからこそ出る言葉だと思います。

時代から必要とされていないことに気づかぬまま古い発信を続れば「時代遅れ」となり、段々と需要が薄れていくでしょう。

また、この時はアルバム発売前にツアーをするという初の試みを行ったことも大きな話題となりました。

普通はアルバムを先に発売して、ファンが新曲を知った状態でライブで披露となるのですが、この時は未発表曲中心という新感覚のライブでした。

「いつも通りのやり方ではない新しい伝え方があるんじゃないか?」

常に聞き手へのより良い届け方を考えて、変化を恐れない姿にはファンはワクワクせざるを得ません。

一瞬のブームで終わらず、長い間愛されるバンドは、変わっていないようで常に変わり続けているんですね。

ライブ,写真

変化と不変のバランス力

時代に合わせて変化し続けるのが、ミスチルの魅力の一つです。

歌詞、楽曲のリリース方法、ライブの演出…

世の中を見ていると「変化しないことが美徳」のような風潮がありますが、世の中は常に変化し続けています。

時代は流れ、文明は進化し続けます。

その中で生きている私たちが変化しないことなんて不可能ですよね。

変わり続けることで「昔の姿が好きだったファン」が離れることがないのか、と疑問に思う方もいるかもしれません。

これは、ミスチルの軸がブレていないところが重要です。

時代に合わせて変化する中でも軸をブレずに持っているから、一貫性が持ててファンが離れていかないのだと私は思います。

変化・進化し続けながらも、根底の部分がブレない。

この変化と不変のバランスが、多くの人の心を掴んで離さない魅力だと思います。

また、私はミスチルの変わり続ける姿こそが不変なのではないかと考えています。

人間の新陳代謝がよく活発に細胞が生まれ変わるひとほど、若さが保たれます。

つまり、変化するからこそ不変でいられるということです。

ここまでをまとめると、今回ミスチルから学んだビジネス力は2つ。

  • 変化を恐れずに進化し続けること
  • 核となる信念がブレないこと

私たちも、変化と不変のバランスを持って成長していきましょう!

ライブ,写真

まとめ

今回は、国民的人気バンドのミスチルからビジネスで大事なことを学んでみました。

桜井さんは時代の流れを敏感にキャッチして歌詞を書いているわけですが、その方法を追ってみると「自分の内面を深掘りする」というシンプルな答えにたどり着きました。

変化を恐れずに今もなお新しいチャレンジをする姿勢は、ビジネスをする人間として尊敬でしかありません。

「変化をしながらも、自分のコアな部分をブレずに持ち続ける」

その姿こそが不変であると私は考えました。

自分のビジネスに置き換えると少々難しく感じられますが、まずは自分の内面を深掘りすることから始めてみましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Juri
Juri
私は現在、PC1台でシゴトをしながら湘南ライフを送っています。

海が近くにある大好きな街で、好きな時に起きて、好きなだけ働いて、好きな人とだけ過ごす...こんな自由な生活をしています。

今でこそストレスフリーな生活を送っている私ですが、つい最近までは普通の銀行員で家と職場を往復するだけの平凡な毎日を過ごしていました。

やりたいことはもちろん、これといって得意なことも、夢中で打ち込めるものもありませんでした。

では、私はどうやってここまでたどり着いたのか...興味がある方はよかったら私のプロフィールをご覧ください。

こちらからどうぞ▶︎▶︎JuriのPROFILE