職場の悩み

接客で会話のネタに困った時に使える「きどにたてかけし衣食住」を解説!

こんにちは!

今回は、接客業に使える会話のネタについてのお話です。

接客業をしていると、お客さんとの会話のネタに困ることがあると思います。

私も銀行に入ったばかりの頃はお客さんと何を話していいのか分からず、世間話が大の苦手でした。

社会人になると世間話をする機会が増えてくるので、自分なりの対処法を持っておくことが大事です。

そこで、私が銀行員時代に意識していたキーワード「きどにたてかけし衣食住」を紹介させていただきます。

お客さんだけでなく初対面の人やそこまで親しくない人との会話にも役立つネタなので、ぜひ参考にしていただければと思います^^

「きどにたてかけし衣食住」とは

お客さんとの会話、初対面の人との会話というものは、ネタのチョイスが難しいものです。

相手に踏み込み過ぎてもいけませんし、かといって内容を選び過ぎて沈黙が続くのもつらいですね^^;

そんな時に会話のネタとして使えるのが、「木戸に立てかけし衣食住」です。

ビジネスの場や初対面の相手との距離を近くするための会話のネタとして昔から使われている言葉で、季節、道楽、ニュース、旅、天気、家庭、健康、仕事、衣服、食事、住居の頭文字をとったものです。

これ以外にも様々なバリエーションがあり、

  • 「きどにたてかけ”せ”し衣食住」(せ=世間)
  • 「きどにた”ち”かけせし衣食住」(ち=知人)
  • 「裏木戸に立てかけせし衣食住」」(裏=裏話、せ=性)

などなど多少の違いはありますが、ここでは最もメジャーな「きどにたてかけし衣食住」を使いたいと思います^^

どれも相手を選ばずに使えるトピックなので、自分の引き出しの中に持っておくと便利ですよ!

それでは、それぞれのトピックについて会話での使い方や注意点を解説していきます。

逆に、接客などの会話にはタブーの話題も存在します。

NGな話題については参考記事をご覧ください^^

参考記事:接客の会話のタブー「政宗の皿」とは?接客業でNGの話題を紹介します。

き=季節

季節,春,画像

手紙の書き出しも、まずは時候の挨拶から始まります。

季節や天候の話題は鉄板ですね。

例文はこんな感じです。

  • 花粉症が辛い季節ですね〜
  • 〇〇(近所のスポット)ではもう桜が咲いていますね。
  • 今年も暑くなってきたので熱中症などお気をつけくださいね。

季節の会話から、相手によって話を変換させていくと良いでしょう。

  • ご高齢の方→暑さや寒さなどから体調を気遣うような声かけ
  • 子連れの方→子供の年齢を見て運動会や卒業式、夏休みなどの話

など、季節の話から広げられるネタは多いです。

また、季節の話題というのは相手の仕事に合わせて変えることができます。

  • アパレル→年末年始のセール
  • 農業→田植えの時期や稲刈りの時期
  • 企業の経理担当者→年末調整の時期や決算の時期

などなど、なんとなくでも職業によって忙しさの時期が違うことが分かると思います。

この会話のネタは私もよく使っていましたが、忙しく働いていることへの声かけって意外と嬉しかったりするものです^^

相手に合わせて忙しさを労う声かけができれば多少の差別化が図れるかもしれませんね。

ど=道楽

趣味,画像

道楽は、自分や相手の趣味や好きなことについて。

最近ハマっていることや休みの日にしている趣味など、共通の趣味があると話が盛り上がるものですね。

サッカーのワールドカップやオリンピックなど、国民的に盛り上がっていることは比較的使いやすいです。

また、相手のビジュアルを見て趣味の話に発展させることもできます。

ファッションや身につけているアイテム、車や自転車など相手の見た目から分かる好みというのがありますよね。

「〇〇お好きなんですか?」

などと声をかけるのは簡単ですよね^^

特に中高年の方は趣味について人に喋りたくてしょうがない人も多いので、話が広がることが多いです^^

に=ニュース

ニュース,画像

新聞やテレビなどで取り上げられているニュースや時事ネタ、芸能人の話などについて。

ビジネスの場では経済系の話題はよく出てくるので押さえておきたいところです。

こうした会話を繰り返していくと、相手の興味関心を持っていることが知ることができます。

ただ興味のあるなしの当たり外れもありますし、偏ったことも言いづらいのでちょっと難しくもありますね。

私は野菜やガソリンの値上がりなどのニュースをよく使っていました。

野菜が高いのよね〜→出費が多くて…→来年なんて子供が高校の入学で…

うまくいくとこんな感じで相手のニーズを引き出せることもあります。

相手によって興味がありそうな話題を振れると良いでしょう。

た=旅

旅,画像

旅行は楽しい思い出がたくさん詰まっているものです。

旅行好きな人も多いので、オススメを聞くのも良いでしょう。

例文は、こんな感じです。

  • 夏休みはご家族でどこか旅行など行かれるんですか?
  • 今度温泉に行こうと思ってるのですが、関東でオススメの場所ってありますか?

銀行だったらまとまった金額を引き出した方には「旅行」や「お買い物」といったワードを使って使い道を聞き出すことが多いです。

お客さんに旅行へ行くことを聞いたら、帰ってきたときに感想などを聞くことを忘れないようにしましょう。

前に聞いた話題を覚えておくと喜ばれますよ^^

て=天気

天気,画像

※「て」はテレビの場合もあります。

天気は季節と似たような話題になりますが、使い勝手のいい会話ネタです。

例文は、こんな感じです。

  • お足元の悪い中ご来店いただきありがとうございます。
  • 今日も寒いですね〜

全く世間話ができないという方でも、第一歩として使いやすいのが天気ネタだと思います。

暑い日なら接したお客さん全てに「今日も暑いですね」という声かけをすることを決めてみてもいいでしょう。

お客さんがおしゃべり好きの人なら、このワードだけでも向こうから色々と話してくれることがあります。

慣れないうちは、自分で作った定型文を使い回してみるのもアリです^^

か=家庭

家族,家庭,画像

家族というのは、お客さんのことを知る上で把握しておきたい話題です。

例文はこんな感じです。

  • お子様は今年小学校の入学式でしたよね。
  • 娘さんはおいくつなんですか?

しかしながら、家庭の話題というのは人によっては触れられたくない問題でもあります。

相手に合わせて踏み込み過ぎないように慎重になることが大事です。

比較的聞きやすいのは子供のイベントなどですね。

まずは「可愛いですね〜」などとお子さんを褒めてからだと、相手も多くのことを話してくれる可能性が高いです。

聞きにくい場合は自分の話から広げて行くのもアリですよ^^

け=健康

健康,画像

健康は年齢を重ねれば誰もが気になることですね。

この健康には美容の話題なども含まれます。

例文はこんな感じです。

  • お久しぶりです。最近調子はどうですか?
  • インフルエンザが流行ってますね。
  • 最近お痩せになられましたか?こんな言い方していいのか分かりませんが…綺麗になりましたよね!

「痩せた」というワードは原因が病気だったり言われて嬉しくない場合もありますので、相手を選びましょう。

また、若々しい方や見た目に気を配っている方というのは、自分独自の健康法を持っていたりします。

そういった方は「自分のオススメの方法を人に話したい」という気持ちがあるので聞かれると喜んで話してくれるでしょう。

逆に「特別なことなんてしてない」ことを喜んで話してくれるかも。

また、年配の方は怪我・病気自慢がしたい方や、人に話してスッキリしたい方も多いので声かけ次第でかなり話が広がると思います。

し=仕事

仕事,画像

仕事の話題も接客業では掴んでおきたいポイントですね。

ただ、ある程度仲が深まるまではあまり仕事のことを聞かれたくないという方もいます。

まずは「月末だと忙しい時期なんじゃないですか?」とか、そのレベルのお話ならしやすいかと思います。

職業をいきなり聞きにくい場合は「何関係の仕事なのか」という業種を聞くのも良いでしょう。

金融業などは相手の職業や勤め先を自然に知る機会が多いので、これを上手く生かして普段の会話に役立てたいですね。

衣=衣服

衣類,画像

衣服はファッションやメイクなどの話題です。

見た目に気を使っている方は、自分が身につけているものに注目してもらえると嬉しいものです。

「お似合いですね」「可愛いですね」「素敵です」などと褒められて悪い気がする人はいないでしょう。

例文はこんな感じです。

  • 〇〇さんはいつもおしゃれですね!
  • 可愛いネイルですね〜、どこのお店でやったんですか?

褒めるのはもちろんのこと、変化に気づくというのも大事なポイントです。

髪型やメイクの変化に気づいて声かけができると良いでしょう。

ビジュアルに関しての話題は若い女性が中心のように思えますが、最近は男性や中高年の方でもファッションに興味のある方が増えてきています。

中高年の方は、若い方に比べると「かっこいい」とか「可愛い」とか「素敵」という言葉をかけられること自体少ないので、効果的です。

ファッションにこだわりがありそうな方には積極的に声をかけてみましょう。

食=食事

食事,画像

食べ物の話題は明るい話になりやすいものですね。

例文はこんな感じです。

  • この辺りで〇〇さんのオススメのお店ってありますか?
  • 〇〇さんのお家の近くに新しいラーメン屋さんができましたね。

こんな感じで無難に話ができると思います。

家庭や仕事の話のように慎重になる必要がないので、比較的簡単なトピックになります。

住=住居

住居,画像

自分が店舗に配属された時などは地域や住まいの話は鉄板ですね。

地元の人にはオススメの場所などの”じもトーク”を振ると良いでしょう。

相手の話し方に特徴があれば「ご出身は関西なんですか?」などと聞いてみたりすることもできます。

出身が遠い方だと分かれば、夏休みや年末年始の時には「休みはご実家に帰省なさるんですか?」といった話もできますね。

また、自分の住んでいるところを話せば、相手がその地域に詳しかったりと色々な話題が生まれます。

私もよくお客さんに「茅ヶ崎の子」と覚えてもらえていたので、会話のネタとして住居はけっこう使えます^^

雑談の先の目的を考えよう

世間話で使える記事ネタはたくさんあります。

私がその中で気をつけていたポイントはこの3つです。

  • 相手に興味を持つこと(持つフリでも可)
  • 相手を否定しないこと
  • 自分との共通点を探すこと

自分の話に興味を持ってもらうのは誰だって嬉しいですよね。

相手を知りたいという姿勢を最大限にアピールすれば、相手も気持ちよく話をしてくれるはずです。

また、接客業での世間話は雑談の先の目的を考えるのも大事です。

プライベートで友達の友達と話す程度の雑談ならその場しのぎでいいですが、お客さんとの会話には必ず目的を持ちましょう。

それは、その日のうちに解決できる問題じゃなくても構いません。

少しずつ距離を縮めてセールスをしたり、数回かけて欲しい情報を引き出していくのでもOK。

相手の家族を知る、趣味を知るということは、その人の生活やお金を使う目的を知るということです。

お客さんのことが良く分かれば、その人に最適の商品やサービスを提供することができますよね。

闇雲に推進するのではなく、相手のニーズに限りなく近い商品を提案する方が成約率も当然高まります。

お客さんのニーズは、普段の何気ない会話にたくさん落ちているものです。

だから、世間話が苦手でも積極的にお客さんに話しかけていきましょう。

会話,仕事,画像

世間話が苦手なら定型文を作ろう

接客業や初対面の人に使える会話のネタが分かっても「世間話が苦手」という意識が抜けない方は多いと思います。

私も銀行に入りたての頃は世間話がめちゃくちゃ苦手で、必要最低限のことしか話せないでいました。

そんな時に取り組んだ方法は、自分の中で定型文を作ることです。

  • 今日は暑いですね
  • 風が強いのでお気をつけてお帰りください

など、自分の中で一日のはじめに定型文を作って、全てのお客さんに同じ言葉をかけていました。

なので「今日も暑いですね」という言葉を一日100回以上言っていた日もあります(笑)

でも、私からしたら100回目の言葉でもお客さんからしたら1回目なので問題ありません。

そんなことを繰り返していくうちに、自分なりのボキャブラリーが増えていきました。

若い女性用のフレーズ、中年のサラリーマン用のフレーズ、年配の方用のフレーズ…

など、定型文にオリジナリティが生まれていくんですね。

一歩踏み出すと、その後は少しずつでも成長していくものです。

ですから、世間話や雑談が苦手だという方はまずは同じ言葉でもいいからとりあえず一言話すことから初めてみましょう^^

まとめ

今回は、接客業や初対面の人との会話に使える「きどにたてかけし衣食住」について解説をさせていただきました。

世間話が苦手な人は案外多いと思います。

初対面の人なんて、何喋っていいか分からないですよね^^;

困ったら今日紹介した「きどにたてかけし衣食住」を使いながら、世間話に慣れていただければと思います。

自分の中のボキャブラリーを増やして、相手のニーズを引き出せる会話術を手に入れましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Juri
Juri
私は現在、PC1台でシゴトをしながら湘南ライフを送っています。

海が近くにある大好きな街で、好きな時に起きて、好きなだけ働いて、好きな人とだけ過ごす...こんな自由な生活をしています。

今でこそストレスフリーな生活を送っている私ですが、つい最近までは普通の銀行員で家と職場を往復するだけの平凡な毎日を過ごしていました。

やりたいことはもちろん、これといって得意なことも、夢中で打ち込めるものもありませんでした。

では、私はどうやってここまでたどり着いたのか...興味がある方はよかったら私のプロフィールをご覧ください。

こちらからどうぞ▶︎▶︎JuriのPROFILE