ブログのSEO強化に必須のプラグインのひとつが、
「All in One SEO Pack」です。
他のプラグインと比べると設定箇所も多いため、
初心者の方は複雑に感じられるかもしれませんが、
逆に言えばこのプラグインの設定の乗り越えられれば
他のプラグイン設定は楽に感じられるでしょう。
ひとつひとつの作業は単純ですので、
解説を見ながら確実に設定していきましょう!
All in One SEO Packとは
All in One SEO Packは、
SEO対策に必須と言えるプラグインです。
サイト全体や個別記事のタイトル・ディスクリプションや
キーワードの設定を行えるなど非常に有能なプラグインです。
その他にもGoogle Analyticsなど
他ツールとの連携機能も充実しています。
無料&多機能な優秀プラグインですので、
サイトを立ち上げたら確実にインストールして設定をしておきましょう。
賢威・SANGO・JINなどのテンプレートでは、
このプラグインは不要です。
テンプレートの公式サイトを見たり検索をして
自分のテンプレートに必要かどうかを調べてみましょう。
All in One SEO Packの設定方法
それでは、All in One SEO Packの設定方法を解説していきます。
インストール&有効化
まずは、All in One SEO Packをインストール&有効化しましょう。
プラグイン>新規追加から「All in One SEO Pack」を検索し、
インストール&有効化してください。

有効化ができたら管理画面の左上部に
「All in One SEO Pack」が追加されているので
クリックして設定画面へ移りましょう。


設定項目は10個
All In One SEOの設定項目は以下の10個です。
- キーワード設定(Keyword Settings)
- 一般設定(General Settings)
- ホームページ設定(Homepage Settings)
- タイトル設定(Title Settings)
- コンテンツタイプ設定(Content Types Settings)
- 表示設定(Display Settings)
- ウェブマスター認証(Webmaster Verification)
- Googe設定(Google Settings)
- Noindex 設定(Noindex Settings)
- 詳細設定(Advanced Settings)
順番に解説していきますので、ひとつずつ進めていきましょう。
これから解説を行なっていきますが、
バージョンなどによって項目が英語で表示されていたりと
記事と多少違いがあることがあります。
そこは英語を翻訳したり解説記事を調べてみたりと
臨機応変に対応をしていただければと思います!
キーワード設定(Keyword Settings)
はじめに、設定画面一番下までスクロールして
「Keyword Settings(キーワード設定)」を設定します。

- キーワードを使用:有効にチェック
- メタキーワードとしてタグを使う:チェック
- 動的に投稿ページ/アーカイブのためのキーワードを生成:チェック
変更点は①だけで、あとはデフォルトでOK。
これを一番最初に行っておかないとこの後の項目の表示が変わってくるので、
最初にこの①にチェックをして再度ページの一番上に戻りましょう。
一般設定(General Settings)
こちらはデフォルトのままでOKです。

- Canonical URL:チェック
- 元のタイトルを利用:無効にチェック
- Schema.orgマークアップを使用:チェック
重複コンテンツ防止の役割がある箇所です。
ホームページ設定(Homepage Settings)
ここでは、検索エンジン上に反映されるサイトのタイトルや説明文を設定します。

- ホームタイトル:サイト名
- ホームディスクリプション:サイトの説明文(80〜120文字程度推奨)
- ホームキーワード:「このキーワードで検索された時に上位表示されたい」というキーワード
- 固定フロントページ:トップページに特定の固定ページを設定したい場合はチェック
当サイトを例にすると、①ホームタイトルと②ホームディスクリプションはこんな感じ。

一目で見たときに何のサイトか分かりやすい言葉を入れていきましょう。
キーワードは、例えば私のこの情報発信ブログで言ったら
「副業,起業,アドセンス,ネットビジネス,」みたいな感じとかですね。
カンマ区切りでキーワードをいれておきましょう。
タイトル設定(Title Settings)
こちらでは、検索エンジン上で投稿ページや固定ページが
どう表示されるのかを設定していきます。

2段目以降:任意で『| %blog_title%』の部分を削除
デフォルトのままだと、
検索エンジン上で記事タイトルの後ろにサイトタイトルが表示されます。

全く気にならないという方はデフォルトのままでOKですが、
トレンドブログの場合は記事タイトルが何より大事で
サイト名の表示は必要ありませんので、削除しておきましょう。
「投稿タイトル」の項目の
「| %blog_title%」の部分を削除しておきましょう。
コンテンツタイプ設定(Content Types Settings)
こちらはSEOを有効にするものを設定できます。
チェックのみの項目です。

SEOを行うコンテンツタイプ:投稿・固定ページにチェック
デフォルトでこの形になっているはずなので、このままでOKです。
固定ページはSEO対策がいらないという方はチェックを外しておきましょう。
表示設定(Display Settings)
こちらは投稿画面にSEOタイトルやSEOディスクリプションを
表示させるかどうかの設定です。
チェックのみの項目です。

デフォルトでは投稿と固定ページにチェックが入っていますが、
特にラベルが表示されても使うことはないのでOFFでOKです。
ウェブマスター認証(Webmaster Verificatiom)
こちらはGoogle Search Consoleとの連携の認証を行う項目です。

Google Search Console:Search Consoleのメタタグの一部を入力
こちらについては、
プラグイン設定の次に「各種ツールとの連携」のステップで
Search Consoleの解説記事で説明をしていきます。
今はひとまず空欄にしておきましょう。
一応参考記事を載せておきますね。

Googe設定(Google Settings)
こちらは、Google Analyticsの連携を行う項目です。

GoogleアナリティクスID:Google AnalyticsのIDを入力
こちらについてはウェブマスター認証の項目同様、
プラグイン設定の次に「各種ツールとの連携」のステップで
Google Analyticsの解説記事で説明をしていきます。
今はひとまず空欄にしておきましょう。
一応参考記事を載せておきますね。

Noindex 設定(Noindex Settings)
こちらは、Noindexにする項目を選ぶことができます。
No index=インデックスさせない、
検索結果に指定のページを表示させないということです。
一見、全てのページさがインデックスされた方が
良いのではないかと思いがちですが…
内容がないページをインデックスしても、それは逆効果なんです。
中身のないコンテンツをインデックスするのは
サイト全体の質が下がるだけです。
不要なページを設定しておくと、
クローラーの無駄遣いを防ぐことができます。
クローラーのサイト内巡回を円滑にすることで、
回遊性が上がりSEOを高めることができます。
SEO対策のためにも、
404ページや検索のページなど、
インデックスさせる必要がないものをNoindexにしておきましょう。

- デフォルトでNOINDEXにする:oEmbed Responseとお問い合わせフォームにチェック
- デフォルトでNOINDEXにする:oEmbed Responseとお問い合わせフォームにチェック
お問い合わせフォーム(コンタクトフォーム)は、
設置をしないと項目が表示されないので、
この後の作業で設置が終わったらチェックをしにきましょう。

あとは画像と同じようにチェックを入れましょう。
詳細設定(Advanced Settings)
こちらで設定するのは、
ディスクリプションの自動生成の項目のみです。

ディスクリプションを自動生成:チェック
自動生成設定をしておくと、
記事投稿の際にディスクリプションが未入力でも
自動で記事本文からディスクリプションを作成してくれるようになります。
設定を更新
入力ができたら、
最後に「設定を更新」ボタンをクリックするのを忘れずに!

これでAll in One SEO Packの設定は終了です。
お疲れ様でした!!
All in One SEO Packの使い方
最後に、All in One SEO Packの記事投稿時の使い方を解説させていただきます。
プラグインを有効化すると、記事投稿画面に
All in One SEO Packの設定項目が表示されるようになります。

- タイトル:記事のタイトルを入力
- ディスクリプション:任意で記事の説明を入力
- キーワード:検索されたいキーワードを入力
ホームページ設定では、
サイト全体のディスクプリクションやキーワードを設定しましたね。
ここでは、記事一つ一つに設定をしていきます。
それでは、この3つの項目の注意点を解説していきます。
タイトル
記事のタイトルを入力します。
全角(数字はや英語は半角)28〜32文字が適切とされています。
これはGoogleなどの検索エンジンに表示される
タイトル文字数が32文字までのためです。
文字数を超えてもペナルティなどはありませんが、
表示される文字数まででユーザーに分かりやすいタイトルの方がいいでしょう。
ディスクプリクション
記事の説明を入力します。
タイトルとともに検索エンジンに表示される部分です。
先ほど解説したAdvanced Setting(詳細設定)で
ディスクリプションの自動生成設定をしていれば
自動で記事本文から作成してくれるようになります。
ただ、自動だとどこから抜粋されるかが分からないので、
しっかり何についての記事でどんな悩みが解決できるのかなどは
一手間加えて書いておくと良いでしょう。
キーワード
こちらは「何というキーワードで検索されたいか」
という単語をカンマ区切りで入力します。
注意点は、タイトルに入っている単語を入れること。
NG例とOK例を見てみましょう。
タイトル:湘南インスタ映えスポットまとめ!カフェやフォトジェニックフードを紹介
キーワード:湘南,茅ヶ崎,インスタ映え,インスタ女子,カフェ,おしゃれ,可愛い
NG例は関係ないタイトルに入っていない単語が入っていますね。
続いてOK例です。
タイトル:湘南インスタ映えスポットまとめ!カフェやフォトジェニックフードを紹介
キーワード:湘南,インスタ映え,スポット,カフェ,フォトジェニックフード,
こちらはタイトル内に入っているキーワードを拾えていますね。
こんな感じで、タイトルに入っているキーワードを入れていきましょう。
All in One SEO Pack設定方法まとめ
All in One SEO Packの設定方法と使い方の解説は以上です。
他のプラグインに比べて設定の項目も多く、複雑だったかと思います。
最初は何のことだか分からないと思いますが、
まずはこの記事と同じように設定をしておけば問題ありません。
一般的なものを紹介させていただきましたので、
知識が深まってカスタマイズしたくなったら変更をしてみて下さいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
海が近くにある大好きな街で、好きな時に起きて、好きなだけ働いて、好きな人とだけ過ごす...こんな自由な生活をしています。
今でこそストレスフリーな生活を送っている私ですが、つい最近までは普通の銀行員で家と職場を往復するだけの平凡な毎日を過ごしていました。
やりたいことはもちろん、これといって得意なことも、夢中で打ち込めるものもありませんでした。
では、私はどうやってここまでたどり着いたのか...興味がある方はよかったら私のプロフィールをご覧ください。
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